Antelope Audio PR

オーディオインターフェース【Antelope Audio Discrete 4】レビュー-1 Antelope Audioとは?Discreteとは?

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

だいぶ経ちましたが、オーディオインターフェース【Antelope Audio Discrete 4を購入しましたちゃんねこです。

f:id:ChanNeko:20180225173334j:plain

このメーカーはマイナーで、これを買う際レビューがなくて困ったので

自分で書いてみようと思ったのが、前からブログをやろうと思っていた重い腰を上げるきっかけです。

実機レビューは↓

https://www.farm-netmusic.jp/2018-04-29antelopeaudiodiscrete4-2/

Antelope Audioって?

f:id:ChanNeko:20180225173723j:plain

Antelope Audioと聞くとDTMerの方には馴染みのない言葉かと思います。

簡単に言うと

音質にめちゃめちゃ拘っているブルガリアオーディオメーカーです。

このAntelope Audioは以前は、スタジオ向けのうん十万円する機材がメインだったようですが

最近めちゃめちゃDTM向けのオーディオインターフェースに力を入れてるんです。

ここ数年は個人ユーザー向けの製品を多く出しているDTMerにとっても注目なメーカーですね。

その個人ユーザー向けに出した最新のオーディオインターフェースがDiscreteシリーズです。

Discreteの特徴・機能

Discreteの特徴は何と言っても音質と多彩な機能です。

HPを見ると音質には相当拘っているのがわかります。

オーディオメーカーの意地ですね。

 PREMIUM FX PACKとBASIC FX PACKの違いは?

Discreteには PREMIUM FX PACKBASIC FX PACK

がありますが、この違いは後述する使えるFPGA FXの数の違いです。

BASICでは2チャンネル、2つづつ

PREMIUMでは4チャンネル、4つづつ

FPGA FXが使用可能になります。

使用できる種類に違いはありません。

UADのApolloと同じ考え方かと思います。

このPREMIUM FX PACKには後で追加購入という形でBASICからアップグレード可能です。

ただ、最初からPREMIUMを購入したほうが価格は安いです。

「FPGA FX」

そしてDTMerにとって重要な機能FPGA FXです。

この機能がAntelope Audio Discreteの最大の特徴かと思います。

つまり、PCのCPUに負荷をかけずに0に近いレイテンシー(タイムラグ)でエフェクトをかけ録りできるということです。

特にかけ録りすることが多いギタリストには嬉しい機能ですね。f:id:ChanNeko:20180225174327j:plain

いわゆるDSPに近いものだと考えていいと思います。

同じような機能で人気なのだUniversalAudioのUADですね。

UADは種類が豊富なのとAntelope Audioより歴史があるのが強みです。

Antelope Audioは全部無料で使えるというのが強みですね。

これらの機能は近いうちプラグインとして使える(面倒なことをせずに録ったあとにかけられる)ようになるそうです。

ヴォーカル録った後でマイクの種類を変えるという画期的なこともできるというわけです。

マイクエミュ
f:id:ChanNeko:20180225174915j:plain

バンドルあるいは別売りのAntelope Audioのマイクを使うと十数種類のマイクのエミュレーションができるのです。

つまり一つのマイクで十数種類のマイクの音で録音できるということです。

モデリングは有名なヴィンテージマイクがメインです。

このマイクモデリング機能は同社のマイクEdgeやVergeを購入しないと使えません。

ANTELOPE AUDIO EDGE モデリングマイク

ANTELOPE AUDIO EDGE モデリングマイク

DiscreteとEdgeがバンドルされてるモデルもあります。

 

例のごとくセットの方が少し安いです。

最初からマイクモデリングを使う人には最初からこっちを買ったほうが良いと思います。

使うかわからない人は、後でも購入できるので通常版を買って、欲しくなったらEdgeだけを別途購入という形がいいと思います。

このEdgeというマイク、マイクモデリング専用というわけではなく元々の性能もかなり良いようで

マイクモデリングを使わずに高品質なマイクとしての購入も有りだと思います。

自分はVergeを持っていますが、モデリング機能を使わなくてもとてもいい音です。

Edgeもいつか買いたいなと思ってます。

  *プリアンプシミュも追加されるようです

エフェクト
f:id:ChanNeko:20180225174438j:plain

ヴィンテージ系のEQ、コンプレッサー、ギターのアンプシミュレータ、リバーブ

が使用できます。

特にEQ,コンプはすごい種類です。計数十種類はあります(笑)

すごいのが、これら

全部無料で使える

んです。

UADのApolloなんかは追加購入していくんですがAntelope Audioは買い足す必要がないんです。

数十種類のEQ,コンプ,アンシミュを無料で全部使えるんです。

そして、更新されるたびに使える種類が増えていきます。

随分太っ腹ですよね。

Antelope Audioの本気具合が伺えます。

直接的なライバルはUADでしょうね。

UADの成功を見て大胆に仕掛けたというところでしょうか。

まとめ

Antelope Audio Discreteは

音質にめちゃめちゃ拘っていて、DTMerに嬉しい機能が無料で使えるオーディオインターフェース

ということです。

長くなってしまったので中身のレビューは後日!

 画像、動画付きレビュー

https://www.farm-netmusic.jp/2018-04-29antelopeaudiodiscrete4-2/