こんにちは、ちゃんねこです。
前回の記事では
を書きました。
自宅で音声収録や歌ってみたをしている宅録の方にとってノイズは悩みのタネかと思います。
今回は最近発売されたiZotope RX7が話題なのでノイズ除去の性能を実験し、動画にしました。
(使用したのはRX6ですがノイズ除去プラグインはRX7と同じものです)

iZotope ( アイゾトープ ) / RX7 Standard
使用、プラグインはSpectral De-noiseです。
RXはDAWでも使用できるプラグインが沢山含まれているのでCubase上でプラグインとして使用しました。
設定は特に変えずに、かかり具合を変えるだけです。
音ネタは前回の記事激安レコーディング吸音材Alctron PF8で実験してみた
で使用した。
- ノイズ(換気扇の音)
- 別の部屋で録ったドライなアコギの音
をミックスして
どれだけ換気扇(ファン)の音だけを消せるか
ノイズ除去した後の調整
を動画にしました。
ノイズの音の違いがわかりやすいようヘッドホンやイヤホンで効くことをオススメします。
使いかた
は最初に、Spectral De-noiseにノイズを学習させ、かかり具合をフェーダーで調整するだけです。
かなり簡単です。iZotopeの手軽さは素晴らしいですね。
学習させないと効果は半減します。
動画ではフェーダーを動かしてかかり具合、効果を比較しています。
どれだけ換気扇(ファン)の音だけを消せるか
これは驚きました。
ノイズは、わかりやすいよう音量をかなり上げているのですが、かなり消えますね。
強くかけると、アコギの音も変わってしまいますが通常の音量のノイズならここまで強くかける必要もないでしょう。
アコギは音量が大きいですし、歌モノの場合はオケにノイズが埋もるのでそこまで気になりませんが、音声収録などにはかなり使えるはないでしょうか。
特にエアコンやPCノイズはコンデンサーマイクで収録するとかなり拾ってしまいますので。
ノイズ除去した後の音の調整
動画の後半1:09~では、ノイズ除去を強くかけた際に消えてしまったアコギの高域をEQで補ってみました。
多少、違和感変わりますが調整によってアコギのキラキラが復活しました。
ここまで、深くノイズ除去をかけることはあまりないと思いますが調整によって失われた音もある程度補えると思いました。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回使用した、Spectral De-noise はiZotope RX7 Standardに含まれています。
RX6にも含まれていますが、わざわざ古い方を買う必要はないと思います。
iZotope ( アイゾトープ ) / RX7 Standard